成人矯正について
成人になってから矯正治療を行う方が増えています
大人になってから始める歯並びや噛み合わせを治す矯正治療のことを成人矯正と呼びます。多くの人がきれいな歯並びに憧れ、歯並びが悪く見た目が良くないという悩みを解消するために矯正治療を始めます。健康的にきれいに並んだ歯並びは他人に与える印象を良くしますし、自信を持って笑うことができるようになります。
一方、機能的な回復を目的とした矯正治療を行う人も増え、歯列が乱れていることで物をうまく噛めなかったり、正しく発音できず聞き取りづらいといった症状の改善のために、矯正治療を始める人もいます。また、整列した歯並びは歯ブラシを容易にし、歯と歯茎を健康に保つことができるため、将来のむし歯や歯周病の予防ということで始められる方もいます。
以前は、矯正治療は子供のするものというイメージがありましたが、技術の進歩や新しい装置の登場などで、最近は成人の方の矯正治療がやりやすくなり、新しく始める方も増えています。
日本矯正歯科学会認定医
による治療
当院の矯正治療は、日本矯正歯科学会の認定医が行っています。
矯正治療に関しての質問や気になることなどございましたらまずはお気軽に矯正相談をご利用ください。
矯正相談のご予約・お問い合わせ
治療方法
当院では様々な治療方法があり、
ご希望や歯並びにより適切な方法を
ご提案しています
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ブラケット矯正
当院の歯列矯正は先進国であるアメリカで開発された矯正装置です。従来の矯正歯科装置のように直接ワイヤーを縛り付けないので摩擦が少なく、優しい力で歯の移動が可能となったことにより、非常に高い評価を得ている矯正装置です。目立たない、痛みが少ない、治療が早く進む、歯を抜く確率がかなり減少できるといった事が実現可能となりました。
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裏側矯正
当院の矯正装置に使用している金属は、体にやさしい金合金を使用して、オーダーメイドの裏側(舌側)矯正装置です。既製品をあなたの歯の状態に合わせるわけではありませんので、極薄型の非常に精密な装置が完成します。今までの舌側矯正の装置と比較して薄くてフラットなので、従来品に比べて発音障害や痛みが出にくく快適です。
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マウスピース矯正
マウスピース型矯正歯科装置は透明なので、相手に伝えない限り誰も治療を受けていることに気づきません。このマウスピースは、最新の3次元コンピューター画像技術で、緻密に開始から終了までのシュミレーションを行い、患者様一人ひとりの症状に合わせて各段階ごとにカスタムメイドで製造するので、装着時の違和感がありません。歯科医師の経過観察のもとマウスピースを随時新しいものと交換して、歯を徐々に最終位置まで移動させていきます。簡単に取り外しが可能なので食事も普段通りに行えます。歯磨きやフロスにも全く影響がないので、歯と歯周組織をこれまで通り健康に保つことができます。 歯科医師の経過観察のもとマウスピースを随時新しいものと交換して、歯を徐々に最終位置まで移動させていきます。
※当院が採用しているマウスピース型矯正歯科装置は日本の薬事法上の医療機器に該当しません。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 -
歯科矯正用アンカースクリュー
歯科矯正用アンカースクリューと呼ばれる矯正治療の方法です。アンカースクリューというチタン製の小さなネジを顎の骨に埋め込み、それを固定源として歯を動かします。この矯正のメリットは、患者様の負担を軽減できることです。顎に埋める際も、固定源として使う際も、痛みはありません。短期間で確実に歯を動かせるのも、この方法の良いところです。アンカースクリューは矯正治療が終わり次第抜き取ります。このときも痛みはほとんどありませんのでご安心ください。
矯正治療の流れ
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1 矯正相談
歯並びや、お口に関するお悩み、治したいところなど何でもお聞かせください。患者様の症状やご希望に応じたご説明をさせていただきます。女性歯科医師が担当しておりますので、お気軽にご相談ください。
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2 検査・診断
治療をご希望された患者様には、まずは精密検査を行います。問診・視診・触診、写真撮影、歯列模型・分析、レントゲン検査、顎関節の検査、その他様々な角度から検査・診断を行います。これらの結果をもとに最適な治療方針を考えます。
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3 治療開始
検査診断に基づいて治療を開始します。患者様によって様々ですが、治療期間2~3年間、通院回数24~36回程度、通院していただく間隔は通常は3~4週間に1度の通院になります。もちろん、治療途中でも質問やご相談などございましたら、お気軽にお尋ねください。
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4 保定期間
矯正装置を取り外した直後の歯は不安定で元の位置に戻ろうとしてしまいます。移動した歯が周りの組織に馴染むまで、保定期間を設け、取り外しが簡単な保定装置(リテーナー)や、歯の裏側に細いワイヤーを装着するタイプのものを使用します。
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5 治療の終了
保定期間を経て、歯と顎の位置が安定すれば矯正治療は完了となります。高田歯科室の歯列矯正は、患者様のご希望にできる限り添えるよう、治療方法のバリエーションも豊富に取り揃えておりますので、何でもお気軽にご相談いただければと思っております。
費用
矯正相談料 | 2,200円 |
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検査・診断料 | 55,000円 |
矯正治療費 | 770,000円 |
マウスピース型矯正歯科装置 | +275,000円 |
舌側(裏側)矯正※片顎 | +275,000円 |
舌側(裏側)矯正※全顎 | +550,000円 |
歯科矯正用アンカースクリュー | +55,000円~110,000円 |
部分矯正 | 110,000円~300,000円 |
調整料 | 4,400円 |
保定料 | 3,300円 |
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- 価格は全て税込表記です。
- ※ 矯正治療は自費診療(保険外治療)です。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さまの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。